江戸東京野菜ー伝統小松菜(後関晩生小松菜)

後関晩生小松菜(伝統小松菜)

null現在、江戸東京野菜として選定されている伝統小松菜は「後関晩生小松菜」という品種です。
伝統小松菜は江戸時代八代将軍・徳川吉宗が鷹狩りに出かけたおり、昼食をとるために立ち寄った小松川村(現・江戸川区)の神社で出された澄し汁の具材であった「青菜」をたいそう気に入り、まだ名前がなかった「青菜」に、地名を入れた「小松菜」と命名したとされる説があります。
伝統小松菜の特徴は、味が一般流通のものと比較しても決して劣らないところで、2008年頃に東京都農林総合研究センター江戸川分場で行われた研究では、苦みが少ない、葉柄が柔らかい、筋っぽくない、歯切れがよいなど、食感については高い評価がありました。
だだ、現在の小松菜に比べ、病害虫に弱い、天候の影響を受けやすい、成長するにしたがって葉が広がり、収穫時に葉が折れやすいなどの弱点が多く、栽培はなかなか難しいのが現状です。
ちなみに、現在一般流通されている小松菜は、伝統小松菜の弱点を解消するために中国野菜の青梗菜などとのかけ合わせで作られた品種と言われています。

伝統小松菜の<栄養><買い物>は「コマツナ」をご覧ください。

<保存>

一般流通の小松菜よりも明らかに持ちが悪く、収穫後風に当たり続けるとすぐに萎れてしまします。 すぐに調理や茹でることをお勧めしますが、保存する場合は濡れた新聞紙に包みビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で立てて保存しましょう。


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