カキ
<栄養>
カキは日本で最も古くから栽培されている、ビタミンCたっぷりのくだものです。 100g中のビタミンC含有量は70g、カキ1個で一1日のビタミンC摂取目標量がほぼ満たされます。
また、アルコールを分解したり利尿作用があるため、二日酔いにも効果があります。但しシブオールという成分によって鉄分の吸収が妨げられ、貧血や便秘を起こすこともあるので、食べすぎは禁物です。
ちなみに葉には実の10?20倍のビタミンCが含まれているとされ、お茶などに加工されています。
<保存>
カキは追熟(キウイなどのように収穫した後から食べごろになる)しないくだものなので、買ってきたらなるべく早めに食べましょう。
すぐに食べられない場合はビニール袋に空気を抜いて入れ、冷蔵庫に入れれば一週間程度は保存できます。どうしても軟らかくなってしまったら、凍らせてシャーベットにしてもおいしく食べられます。
<お買い物メモ>
ヘタの形がきれいで、カキとヘタがぴったりくっいているもの、全体的に均一に色づいていて赤みのあり、光沢とはりがあるものが良いでしょう。また、見た目に比べて、重みのあるものを選びましょう。