タケノコ

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<栄養>

タケノコは他の野菜に比べ栄養価は高くありませんが食物繊維のセルロースが多く含まれていいるため、腸内の有害物質を吸収・排出し、大腸ガンの予防やコレステロールの吸収を抑える作用があります。
切り口に出る白い粉はアミノ酸の一種のチロシンで、甲状腺ホルモンの合成や黒髪をつくる色素合成など、新陳代謝を活発にし、脳を活性化する働きがあります。カリウムも多く含み、塩分の排出を促すことで高血圧の予防になり、また、利尿作用もあるので腎臓の働きも活発にします。

<保存>

タケノコのえぐみ成分、シュウ酸は時間とともに増加します。シュウ酸は一晩で倍増するため、すぐに茹でるようにします。茹でて冷めたら皮をむき、かぶるくらいの水を入れて保存します。(2?3日)
長期保存する時は、適当なサイズに切って保存ビンに入れ、30分熱湯消毒することで1年常温保存できます。
タケノコは冷凍保存すると繊維が壊れて味が落ちるため、細かく切って煮るなどし、冷凍すると良いでしょう。

<お買い物メモ>

小ぶりでずっしり重く、太っているもの、皮が淡黄色で薄茶色で、色つやのよいものを選びます。
穂先が黄色がかったり、緑色または黒っぽいものは日にあたったためで、すじがかたくえぐみが強いので避けるようにしましょう。

<レシピ>

タケノコとキクラゲの炒め物
タケノコとザーサイのスープ
タケノコ汁
タケノコの揚げ餃子

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