豆鼓入門焼うどん

“豆鼓など使ったことのないお父さん”向けのおうちごはん研究用の一皿

今回は「おうちごはん」にチャレンジするお父さんのための「豆鼓入門編」です。冷蔵庫の隅に忘れ去られていた「豆鼓の瓶」(我が家の場合ですが…)を発見して、思いついた一皿です。材料はすべて、その時に残っていた食材(かけらというレベルです)を利用してつくりました。その目的は、「まず豆鼓という存在を知ること」「その風味を体験して、これからのごはんづくりの第一歩とすること」です。完成した一皿は、以下の通りです。地味でしょう。

かんたん豆鼓焼うどん

豆鼓を冷蔵庫の奥から発見

ほとんど忘れ去られていた「豆鼓の瓶」を冷蔵庫の奥に発見しました。賞味期限は、恐ろしいのであえて映しません。数年前とだけお知らせしておきます。裏の説明書きにもあるように日本では、「浜納豆」「大徳寺納豆」としても知られています。大徳寺納豆に興味のある方は、こちらの京都の本家磯田の公式サイトをご覧ください。

作り方

この豆鼓を水に浸してから刻んで、利用します。古くても死にはしませんから大丈夫です。中華風の一皿を目標とします。ポイントはごま油での炒めです。さらに冷蔵庫に残った野菜のかけら(今回は、新玉ねぎと大根)とベーコンのかけら、さらには一束だけ残っていたうどんを使いました。つまり、残り物整理です。あくまで「豆鼓」の味を知ってもらうためなので、簡単にしました。これらを刻んで(大根は千切りに、新玉ネギはあるていどのみじん切りに)、ごま油で炒めて、ゆであがったうどんと絡めるだけです。塩、こしょうはお好みで、軽くつまんで味付けします。どのぐらい豆鼓も塩、胡椒も入れたらよいかは味見をしながら、自分の好みの味加減を発見するつもりで!

今回は、豆鼓の味を知るためですが、「美味しく食べたい」、「家族に振舞いたい」なら、野菜や肉などの具材を豊富に足したり、辛さを豆板醤などや千切りの生姜などを加えるのも良いでしょう。自分の好みの味を発見してみてください。豆鼓は、そのまま使うより、油で炒めるなどしたほうがより風味を全体に加えることができます。本格的に使うひとは、蒸して豆鼓風味を肉に加えるなど利用方法はまだまだたくさんあります。先ず、一度使ってみることから!!