江戸東京野菜ーのらぼう菜

ノラボウ菜

null現在のらぼう菜は東京以外の神奈川や埼玉でも栽培されていますが、江戸東京野菜として選定されているのらぼう菜は、江戸時代に五日市(現:あきる野市)周辺に、菜種油をとる目的で幕府から種が配られたのが始まりとされています。
のらぼう菜を栽培していたおかげで、江戸時代に起きた天明や天保の大飢饉のときも多くの人たちの命を救い、危機を乗り越えられたというほど、当時は重要な作物でした。
いろいろな地域で自家用に栽培されていたのらぼう菜は、地域によって見た目や味が多少違います。 現在、JAあきがわではタネ採りを、「五日市のらぼう」の優れた品質保存のため、自然交配を防げる市内山間地で行っているようです。 小金井市でももともとそれぞれの農家が地元で栽培していましたが、JAあきがわの苗を取り寄せて徐々に増やしていくようです。

<栄養>

葉と茎の両方にビタミンC、鉄、カルシウムを多く含んでいますが、どちらかというと葉の方に多く含まれています。 ただし、茹でた後は茎の方が損失が少ないようです。
のらぼう菜は糖質も多く、この糖質は茎の方に多く含まれていて、アスパラガスのような味わいを楽しめます。

<保存>

乾きやすいので湿らせたキッチンペーパーで葉をおさえつけないようにゆるめにくるみ、ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に葉を上に立てて保存。 2~3日中に食べ切りましょう。
たくさんあるときはさっと茹でて冷凍保存するのがおすすめです。

<お買い物メモ>

色が鮮やかで切り口が変色したり、ぬめりがないもの、茎の切り口から葉先まで、まっすぐなものを選びましょう。
*のらぼう菜と似た野菜に「かき菜」があります。 のらぼう菜が手に入らないときは代わりにかき菜も食べてみて下さい。


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