自分で作るスパイスカレー

おうちごはんに慣れてきたら、今度は「じっくり作る」にも挑戦してみませんか。
スパイスカレーは時間がかかりますが難しい調理はひとつもありません。

ここでは私が作っている中で、一番シンプルな豚ひき肉のカレーをご紹介します。
スパイスをそろえるのは大変かもしれませんが、ルーも小麦粉も使わないおいしいカレーができますよ。


自分で作るスパイスカレー

*材料*だいたい2人分
玉ねぎ 1?2個
トマト缶 1つ
豚ひき肉 200gぐらい
油 大さじ1?2
胡椒 少々
塩 適宜

★炒めスパイス *すべてホール
クミン ちょっと多めのひとつまみ
カルダモン 2・3粒
ニンニク 2・3かけ *みじん切りにしておく

★煮込みスパイス *すべてホール
ローリエ 1枚
鷹の爪 1本
クローブ 3・4粒

★香りスパイス *すべてパウダー
コリアンダー 大さじ山盛り1
フェネグリーク 大さじ1
ターメリック 小さじ1弱
シナモン・ナツメグ・ショウガ 少々
※ショウガがフレッシュな場合はすりおろして1と2の間に入れる

★辛味スパイス
カイエンペッパー お好みで

*作り方*
(始めにカレーの素を作ります)
1、玉ねぎで飴色玉ねぎを作ります
→この作業が一番大変で、時間がかかります。作り方は色々ありますので、自分に合った作り方を見つけてください。塩・油を使用しても、しなくても、どちらでも問題ありません。
2、1にトマト缶と塩小さじ1程度を加え、水分がなくなるまで炒めます
→飴色玉ねぎと一体化するまでできると◎もし野菜をたくさん入れたい場合は、トマト缶を入れる前にセロリ→リンゴ→ニンジンあたりを入れると良いです。野菜を1種類追加するごとに塩も入れて、飴色玉ねぎと一体化するまで都度炒めてください。

(別の鍋でひき肉を炒めます)
3、鍋に油と炒めスパイスを入れて弱火にかけます
→スパイスを温めて香りを出します。カルダモンがふっくらしてきたらOKです。
4、3にひき肉を入れ、塩・胡椒を加えて色が変わるまで炒めます
5、カレーの素を加え混ぜあわせ、焦げないように弱火にします
→弱火でも水分が少ないと焦げるので、時々混ぜたりしてください
6、カレーの素を作っていたフライパン(もしくは鍋)に水を入れ、火にかけます
→水は分量を記載していませんが、フライパンに残ったカレーの素をすべて溶かしいれるのが目的です。最終的にカレーの出来上がり量になるので、出来上がりをイメージして量を調整してください。パシャパシャが好きな方は多めに、とろりとしているのが好きな方は少なめに。(「鍋に水を加える」でもできるのですが、鍋にただ水を足すよりとても美味しくなるし、フライパンもきれいになるので、ぜひやってほしい工程です。)
7、6が沸騰したら火を止め、5に加えます
8、7に煮込みスパイスを入れ、20分ほど弱火で煮ます
9、8に香りスパイスを入れ、塩で味を調えます
10、お好みで辛味スパイスを入れて完成です

カレーの素(玉ねぎ3個、セロリ2本、人参1本)
煮込みスパイスを入れたところ
いつも使うスパイス(10〜12皿分)


私はいつも週末に大鍋で1週間分作って毎朝食べています。
そこからだいたい2人分だとこの量かな?と書いた分量なので、ぴったり合わせなくて大丈夫です。
特にターメリックは入れすぎると苦くなるので、慣れていない方は少なめに入れてください。


我が家は辛くしないので、辛味スパイスは入れません。が、カレーといえば辛いものでしょ、という方用に辛味スパイスも記載しました。カイエンペッパーは大変辛いので、耳かき1さじ程度で十分だと思います。
何回か作っていくうちに、お好みのスパイスのバランスや、追加したいスパイスなど出てくると思います。自由にアレンジしていってください。(その様子をシェアしていただけると大変うれしいです!)

最後に塩で味を調えますが、塩味を追加するものが他にないので、「何か足りないな・・・」と思ったら、だいたい塩です。入れすぎは後戻りができないので、すこーしずつ、でも思いきり足してみてください。

ちなみにひき肉はお好みで、もっとたくさん入れてももちろんいいです。
また、かさ増しやお肉の代用として豆類を入れるのもおすすめです。その場合はひよこ豆、緑豆がおすすめです。大豆はポイント程度に入れるのがいいと思います。

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小金井市 食育事業

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