全国高校生食育王選手権大会をご存じですか?

毎年、福井県の農林水産部が主催して開催されている高校生の全国規模での食育イベントです。
興味のある方は、以下のアドレスをご覧ください。
http://www.shokuikuo.com/index.html
公式サイトにある大会主旨を以下にご紹介しておきます。今年は、福井市下六条町の県産業会館で開かれ、6ブロックの各代表チーと県内2チーム、全国枠の2チームの計10チームが出場。長崎県の向陽高校が優勝し、「食育王」(石塚左玄賞)に決まりました。
<転載部分>
<大会主旨>
スポーツに!勉強に!趣味に!何かに一生懸命になるためにはやっぱり健康=「食」が基本ですよね。福井県では、これから大人に向かう全国の高校生の皆さんに、「食育」について考え、そして競い合ってもらおうと、「全国高校生食育王選手権大会」を毎年開催しています。
今年も、決勝大会を11月22日(日)に福井市で開催。全国から予選を勝ち抜いた各ブロック代表の10チームが食育の知識と技を競い「第9代高校生食育王」の座に挑みます。皆様、ぜひ足をお運び下さい。
<転載以上>
食育王という賞を「石塚左玄賞」としているのは、福井県の食育の祖だからとしています。そのことは、以下のアドレスでご覧いただけます。
http://www.shokuikuo.com/fukui.html
石塚氏は、その著書の「化学的食養長寿論」(明治29年)の中で、地方に先祖代々伝わってきた伝統的食生活にはそれぞれ意味があり、その土地に行ったらその土地の食生活に学ぶべきであるという「身土不二(しんどふじ)」の原理を発表するとともに、食の栄養、安全、選び方、組み合わせ方の知識とそれに基づく食生活が心身ともに健全な人間をつくるという教育、すなわち『食育』の大事さを説いています。
明治から、こうした考え方の文化人がいたことも知っておきたいものですね。

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