小金井市では、市立の保育園・小中学校(全19校)に乾燥型の生ごみ処理機を設置しています。学校給食から出る調理くずや食べ残しは、生ごみ処理機で乾燥処理した後、中町の堆肥化施設で「食品リサイクル堆肥」にリサイクルされます。この堆肥は、市内の農家で食品リサイクル野菜の生産に使用され、市内のJAやスーパー等で販売されています。
東京学芸大学内にある食品リサイクル堆肥の実験圃場では、じゃがいもやさつまいもを栽培しています。これらの野菜の収穫時期には、子どもたちは野菜の収穫を体験しながら生ごみの資源循環を学ぶ、いも掘り体験を行っています。
学校給食以外に、家庭から出る生ごみ乾燥物の回収も行っています。市内11か所に生ごみ乾燥物の拠点回収場所を設け、また、乾燥型の生ごみ処理機をお使いの家庭を対象に、乾燥物の戸別回収を行っています。家庭から回収した乾燥物は、市外の堆肥化施設に運ばれ、食品リサイクル堆肥にリサイクルされています。この堆肥は市民や農家に無料配布され、小さな生ごみの資源循環を構築しています。
実践しよう!
生ごみを出さない工夫
「環境に優しい食生活」第1回は食品ごみの堆肥化とそのリサイクルについて掲載しました。ここでは更に踏み込んで、食品ごみそのものをどのように減量するかについて少し考えてみましょう。食...
続きを読むホームフリージングの活用
「生ごみを出さない工夫」で「食材の買いすぎをしない」という話しがありましたが、こまめに買い物に行けなかったり、買いだめをすることもあると思います。ここではホームフリージングの技を身...
続きを読むリメイク料理で簡単アレンジ
リメイク料理とは、出来上がった料理に新しい食材を加えたり、違う料理と組み合わせたりして新しい料理にすることです。夕食の残りや量を多く作ってしまうことの多いメニューを続けて食べると飽...
続きを読むエコクッキングにチャレンジ
エコクッキングは、環境に負荷を与えない料理です。「生ごみを出さない工夫」のところで、「可食部はなるべく調理して利用する」とありました。「食べられない」と思って捨てている部分も、実は...
続きを読む