血圧が気になるあなたの選択は? Q20の解説です!

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あなたはどれを選びましたか?
では栄養成分表示を見ていきましょう。

まぐろの塩辛だけ75g当たりで表示されているので、100g当たりに換算した値とそれぞれ一食分(15g)の食塩相当量を下表に示します。因みに15gで茶碗に軽めに盛った白飯一膳が食べれます。

塩蔵品は塩分が多い食品の代表格です。同じ海産物の塩蔵品でもその食塩相当量にはかなりの違いがあります。この中で食塩相当量が最も多いまぐろの塩辛は一食(15g)で1.7g(目標量(注)の28%)、最も少ないのり佃煮3倍以上でした。塩蔵品選びにも栄養成分表示を確認することが大切なのです。しかし、のり佃煮であれば一食(15g)で0.54g(目標量の9%)なので、大分ましな方だと言えるでしょう。 塩蔵品が”ごはんのお供”と言われ、白飯がすすむのは白飯はほとんど塩分を含んでいないからです。ごはんの食べ過ぎも要注意です。

(注)日本高血圧学会が高血圧の予防・治療に推奨している食塩の目標摂取量が6g/日未満です。

日々口にする食品について、栄養成分表示からわかる情報はたくさんあります。
確認する癖をつけて、自分には何が必要か考える習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

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