トマト


<栄養>
ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがある程、栄養が豊富です。赤い色素はリコピンで、活性酸素を除去してくれる抗酸化物質。黄色の色素にはカロテン(ビタミンA)が含まれ、ビタミンCも多く、ガンや老化を予防する効果が高く注目されています。また整腸作用のあるペクチン、血圧を下げ高血圧に有効なカリウムやルチン、たんぱく質や脂肪の消化を助けるビタミンB6も含まれ、肉料理や揚げ物に添えると胃の負担が軽くなります。
<保存>
トマトは2?3日なら常温で保存でき、甘みも増しておいしくなります。熟したトマトはビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存。カットしたものはラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存しますが、なるべく早く使いきります。旬の完熟のトマトが沢山ある場合は冷凍するか、トマトソースを作って保存します。
<お買い物メモ>
トマトは多くの種類が店頭に並んでいますが、共通して「ヘタが鮮やかな緑でしおれていないもの」「丸くしまっていて、重みがあり、ツヤがあるもの」「濃く鮮やかな赤で色むらがないもの」を選びましょう。