フードマイレージ

フードマイレージとは「食料の重さ×輸送距離」を意味するもので、1990年代にイギリスで生まれた考え方です。
普段私たちが何気なく購入している食料も、遡ってみると収穫された場所から消費者まで、トラックや船、時には飛行機で輸送されています。
購入する食料が市外、都外、国外…と遠くから運ばれてくればくるほど、その輸送に際し排出される二酸化炭素は増え、環境に負荷を与えることになります。
したがって環境負荷を少なくするために、できるだけ地産池消を心がけると良いということになります。

フードマイレージを計算してみよう

フードマイレージを実感するために、同じ献立でも食材の産地によりどれだけフードマイレージが異なるのか計算してみましょう。
ここでは輸送距離を産地から小金井市までの概ねの距離とし、「食料の重さ×輸送距離(=フードマイレージ)」を「t×km」で表します。

遠くから運ばれた食材を多く使った献立例

メニュー 食材 重量(4人分) 産地 t×km
ご飯 240g 秋田県 0.10
みそ汁 小松菜
油揚げ
200g
30g
福岡県
山梨県
0.17
0
焼鮭 320g チリ 2.88
肉じゃが じゃがいも
玉ねぎ
にんじん
牛肉
300g
100g
100g
150g
北海道
北海道
北海道
オーストラリア
0.25
0.08
0.08
1.19

合計4.75 t×km

できるだけ近くで採れた食材を使った献立例

メニュー 食材 重量(4人分) 産地 t×km
ご飯 240g 栃木県 0.02
みそ汁 小松菜
油揚げ
200g
30g
小金井市
山梨県
0
0
焼鮭 320g 北海道 0.26
肉じゃが じゃがいも
玉ねぎ
にんじん
牛肉
300g
100g
100g
150g
小金井市
小金井市
小金井市
栃木県
0
0
0
0.01

合計0.29 t×km

表の「t×km」の差が二酸化炭素の排出量の差となります。
毎日の食事でも、ちょっとした選択で環境への影響が異なってくるのがわかりますね。
買い物をする際には、おいしさや値段に加えて、これからはフードマイレージのことも少し考えてみるようにしてみましょう。
但し、フードマイレージは生産時のエネルギー使用量に触れていない点や、同じ輸送でも船便と空輸ではネルギー使用量が異なる点などもあるため、ひとつの参考として意識することが重要です。