やさいの王様1
今日のオススメは、「やさいの王様1」(作かないしげゆき 絵きそるみこ 新風舎)です。
やさいの王様は誰でしょう?やさいたちが集まってケンケンゴウゴウ。そうだ!だんごむしくんたちに決めてもらおう!さぁ、いよいよ発表のその時に・・・。
心優しいれんこんが主役の本です。根菜類は掘り起こされた時にやっと特徴がわかる野菜です。子供には煮物などの地味なイメージかもしれませんが、身体の中では縁の下の力持ちのような働きをしてくれますよ。根菜の煮物は大ぶりに切ってから、じっくり味がしみこむように煮て、子供の噛む力を養いたいものです。しみじみとした味わいもいいものですよ。
色々な食育の絵本をご紹介下さり有難うございます。
この絵本も煮物をする時、子ども達に是非読み聞かせしたいですね。
食育はいろいろな側面があると感じます。食材についてはもちろんのこと、料理を通じて学ぶこともありますね。
食材を大きく切ることは、離乳食講習会でよくお話しすることです。離乳食初期のすりつぶし、もしくはみじん切りなどを丁寧にされるお母様方は多いのですが、徐々に素材自体を大きく切り、子供の歯の成長を助ける、自分で噛み切ることをやらせるということを理解してもらうのに時間がかかります。