おばあちゃんのアップルパイ

おばあちゃんのアップルパイ
今日のオススメは、「おばあちゃんのアップルパイ」(作・絵ローラ・ラングストン リンジィ・ガーディナー 訳白石かずこ ソニー・マガジンズ)です。
何でも忘れるようになってしまった、大好きなおばあちゃん。日増しにいろんなことを忘れていくのです。お気に入りの猫ちゃんも、大好きな花の名前も、そしてお山のように大きなアップルパイの作り方も。だんだん私はおばあちゃんを疎ましく思ってしまいます。だって、私の名前まで忘れてしまっているんだもの…。
食育の本は楽しい話ばかりでもありません。この本は、ちょっと切なくなるお話です。家族のつながりの中で登場するアップルパイ。みなさんも想い出の味がきっとあることでしょう。食べるとその人のことを思い浮かべるような、そんなメニュー。
私の想い出の味は、祖母が食の細かった私のために作ってくれた、野菜たっぷりのミートソーススパゲティー。忘れられない味です。

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