江戸東京野菜フォーラム


11月6日(金)、午後2時から午後4時30分まで江戸東京たてもの園(ビジターセンター)にて「江戸東京野菜フォーラム」がおこなわれました。
当日は、この時期には暑いくらいの快晴でした。フォーラムを待たずにはじまりました。
JA東京むさしさんの野菜の直売は、たてもの園の入口付近で大盛況でした。
なかでも、江戸東京野菜を手に取るお客さんは、初めて見る野菜に感嘆の声をあげていました。
さて、当のフォーラムには、小金井市内で江戸東京野菜にかかわる生産者の方や飲食店の方々、商工会を代表する方々、翌日のイタリアンキッチンを控えた青年会議所の方をはじめとして、市外から訪れた人も含め、江戸東京野菜に関心を持たれているたくさんの方がいらっしゃいました。
その数、約80名といったところでしょうか。
まずは、江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹道茂さんによる、江戸東京野菜の歴史や紹介などスライドを交えた基調講演がおこなわれました。
また、都内で江戸野菜居酒屋「江ど間」を経営する宮城幸司さんをゲストにむかえたお二人のトークも軽快に、会場からの質問もあり非常に盛上がりました。
基調講演の次におこなわれた、市民、農業者、商業者の大交流会では、江戸東京野菜にかかわる市内のキーマンから自己紹介を兼ねて一言いただき、市民、農業者、商業者がそれぞれの立場でがんばっていることを知る機会となりました。
自己紹介のあとは、テーブルごとに交流会がおこなわれ、大根の食べ比べとともに、これからの江戸東京野菜を活かした小金井らしい地域の活性化に向けて熱い意見交換がおこなわれました。
2時間半という時間はあっという間に過ぎましたが、会場には長い時間その余韻が残るほど濃密な時間を全員で共有できたのではないでしょうか。

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